仮想通貨銘柄分析

アルトコインがBTC(ビットコイン)と連動する理由と仕組みについて

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どうも。金利(かねとし)です。

仮想通貨では、年に2~3回のペースで大暴落が起きます。
たいてい最大40%の下落が、ビットコインとアルトコインほぼ同時に押し寄せます。

なぜタイミングよくすべての通貨が下落および上昇するのか説明します。

ビットコインと連動するのはBTCから法定通貨に交換する連鎖が原因

以下は重要なキーワードとなるので、前知識として流し読みしてください。

項目A.2017年現在、仮想通貨の取引所は基軸通貨としてBTCを使用しています

項目B.法定通貨(日本円)で基軸通貨BTCを買うとBTCの価値が上昇し、基軸通貨BTCを法定通貨に戻すとBTCの価値が下落します

項目C.ほぼすべてのアルトはBTC建ての割合が高いです

 

アルトコインとビットコインが連動する仕組みを解説

①BTC主導の価格連動

例)

法定通貨(日本円)を100万円分コインチェックに入れたとします。
そして、イーサリアムを買ったとします。

取引所での購入はボタンをポチッと押せば完了します。
しかしこの時、取引所内では日本円でBTCを購入し、そのBTCでイーサリアムの購入を行っています。(項目A参照)

私たちの目に見えませんが、取引所ではいったんBTCを購入した後、そのBTCでイーサリアムを購入しているのです。
BTCで購入することを、「BTC建て」といいます。

BTC建てのため、BTCの価格に連動します。
連動の幅は、その通貨のBTC建ての割合によって違います。(項目C参照)

変動する割合の計算式

イーサリアムは市場に出回っているうちの50%がBTC建てなので、BTCの影響は50%受けます。
簡単に言うと、BTCが50%下落した場合、イーサリアムは25%下落します。

BTC建ての割合× BTC変化率 = アルトコインの価格変動

BTC建ての割合 50% × BTC変化率 ー0.5 = イーサリアムの価格変動 ー25%
この場合、BTC建てでイーサリアムを100万円買っていましたが、BTC下落に連動してー25%(75万円)になってしまいます。

 

②アルトコイン主導の価格連動

例)

法定通貨(日本円)を100万円分コインチェックに入れたとします。
そして、BTCを買ったとします。

イーサリアムが50%下落した場合は、BTCも下落します。
誰かがイーサリアムの50%を法定通貨に換えた場合(売却行為)も、イーサリアムの下落と同時にBTCの下落が発生します。(項目B参照)

取引所でのアルトコイン売却は、私たちはボタンを押せば完了ですが、実際には以下の流れが発生しています。
アルトコイン(BTC建て)売却によりBTCが戻ってくる→BTC売却により法定通貨にする

 

変動する割合の計算式

イーサリアムの時価総額は7兆円。そのうちBTC建てが50%なので、3.5兆円がBTC建てになります。
イーサリアムが50%下落した場合、影響を受けます

(アルトの時価総額 × BTC建ての割合 × アルトの変化率 )÷ BTC時価総額 = BTCの価格変動

(アルトの時価総額7兆円 × BTC建ての割合50% × アルトの変化率-0.5 )÷ BTC時価総額24兆円 = BTCの価格変動-7%
ですので、BTC100万円が-7%(93万円)になってしまいます。

アルトコイン間の価格連動

先ほどの内容の続きですが、BTCが-7%になった場合、BTC建てのアルトコインも釣られて下落します。
例)
リップルの場合、50%がBTC建て ※①と同じ計算式に当てはめます。
BTC建ての割合 50% × BTC変化率 -0.07(7%) = リップルの価格変動 -3.5% となります。

つまり、イーサリアムが50%下落するとBTCが7%下落し、リップルが3.5%下落します。

 

大暴落が起きる仕組みは、ビットコイン&アルトコインの下落と狼狽売りが重なった時

長々と書きましたが、まとめると大暴落は以下の流れと推測します。

BTCの下落材料発表 → BTC下落(BTCを法定通貨にする動き) → BTC下落によるアルト下落 → アルト下落による狼狽売り(アルトを法定通貨にする動き) → アルト大暴落 → アルト大暴落によるBTC大暴落

連動するのはこの状態が発生するからと考えます。

 

ビットコインに連動してアルトコイン大暴落?回避するには

以下の2点にさえ気をつければ、大暴落を回避できると考えます。

①BTCの下落材料をチェックする
②時価総額の高いアルトコインの下落材料をチェックする

やはり基軸通貨に投資対象のBTC1つを使用しているため、アルトコインの売却にはBTCに戻すのではなく、どうしても法定通貨(日本円)に戻す動きになってしまうんだと思います。
ですので、大暴落をおきなくするには法定通貨に戻さなくてもいいような価格の安定した信用できる仮想通貨を基軸通貨とするか、分散型取引所のようなアルトコイン同士の取引を可能にしBTC建てを薄めるか、円建てでアルトコインを購入できるようにすることが必須になります。

 

将来は大暴落が起きなくなる

将来、分散型取引所の出現で大暴落は起きなくなります。
現在も分散型取引所は有りますし、2018年以降は分散型取引所がぞくぞくと出現し主流になっていくと思います。

分散型取引所とは、基軸通貨BTCを使用せずにアルトコイン同士での交換を可能にする取引所です。
これによりBTC建ての割合が減り、連動した暴落は和らぐと考えます。

じゃ、またね。

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